そもそもロボット教室というもの自体がこれまでの習い事の中で新しい存在なので、教室選びが難しくなるのじゃないでしょうか?
例えばスポーツ系なら元○○の選手だったコーチ、芸術なら○○コンクールで入賞した先生。
一方学習塾なら先生個人というよりも、カリキュラムであったり、有名校の合格者の数で選ぶのではないでしょうか。
どの習い事にも「選ぶ際の基準」というものが存在しています。しかし日本ではプログラミング、ロボットが話題になってまだ日が浅い分、この基準が欠けているように思われます。
ヒントは海外のロボット教育?
先進国の多くの国々では十数年前からプログラミング教育、ロボット教育が学校で取り入れられています。つまり日本よりも「ロボット教室選びの基準」が多く存在しているといえるでしょう。一番わかりやすい基準の一つは「どのロボットを教材として選んでいるか」ではないでしょうか。
日本のロボット教室では様々なロボットが教材として使われています。ロボット教室では何を教材にするかによって、
・どのようなロボットを組み立てるのか
・そのロボットで何を学べるのか、
・どんなプログラミングになるのか
これらが大きく変わってきます。世界標準の教育を考えると地域限定的な教材は難しいでしょう。そうなると、ある程度ロボット教室について調べられた方ならLEGO®MINDSTORMS®(レゴ®マインドストーム®)を思い浮かべるでしょう。
(ちなみに日本で最初にマインドストーム®を教材として日本に取り入れたロボット教室はクレファスです)
確かにこれまで世界の教育現場の多くでマインドストーム®が使われていました。ところが今、ユーザー数が別のロボットに移りつつあります。
それがVEX(ヴェックス)です。